沖縄で通夜。参列側・遺族側の服装や香典の金額は?
こんにちは。ちょこです。
先日、身内がなくなり通夜から告別式まで終わらせることができました。
長かったような、あっという間だったような。
やることがたくさんありました。
沖縄での通夜、葬儀などは県外の方法とはいろいろ異なります。
今回は自分が体験したことをもとに
「沖縄で通夜。参列側・遺族側の服装や香典の金額は?」
についてまとめてみました。
参考になれば嬉しく思います。
沖縄で通夜の参列側・遺族側の服装は?
沖縄ではお通夜や葬儀も、昔ながらの習わしが数多く残っています。
同じ沖縄でもその地域によっても異なったりします。
火葬される前の晩、夜通しでお線香の火を絶やさないという点は、本州のお通夜の風習と同じです。
自宅でやる「通夜」の場合もあるし、葬儀業者にお願いして「会館」などを借りて行う「通夜」もあるし。
沖縄で通夜に参列、遺族側になってとりおこなう場合の服装はどうしたらいいのでしょうか。
沖縄の通夜は親族のみがくる場合が多いです。(自宅での通夜を行う場合はご近所の方が気が付いてきてくれる場合もあります。)
県外では通夜の時に故人と親しかった弔問客があったりするようですね。
通夜の服装は、以前は
・「喪服は亡くなることを予想していた」と遺族に印象を与えるのを避けるため、喪服ではなく平服
男性:ダークグレーのスーツ、女性:ブラックワンピースなど
という考え方がありましたが、(うちの場合もそうでしたが)葬儀の日程調整のため通夜は1日だけではなく、仮通夜、通夜と行ったので事前に連絡をしてから日にちはあるわけで。そうなると平服?という迷いも出ます。
「通夜には参列できるが、告別式には来られない」方も通夜には訪れることもあり、準喪服で訪れても大丈夫です。
男性:ブラックスーツ、女性:ブラックワンピース(スーツ)
準喪服とは一般的な喪服のことで、「正喪服」は喪主側が着用するもので「和装」やブラックフォーマルです。
ただし、現在は喪主もブラックワンピースなどの準喪服の場合が多いです。
うちの家族もそうでした。
あとは沖縄なので黒いかりゆしウェアの方も多かったです。
|
沖縄は暑いし、いいと思います。
個人的な意見ですが、遺族側としては、「忙しい中、来てくれてありがとうございます。」だったので、服装は平服でも喪服でも問題ないです。
まぁ、さすがにGパンにTシャツみたいなカジュアルすぎるのはまずいと思いますが。
遺族側の服装ですが
自宅での仮通夜の時は来ていただいた方々にお茶などをお出ししたり、いろいろ動くことも多いのでブラックの上下(パンツスーツ)にしました。
通夜の時は喪服(ワンピース)にしました。
お子さんが小さくて面倒をみなくてはいけないとか、それぞれの状況を考えてパンツでもいいと思います。
子供の服装は中学生以上で制服があるなら制服。
なければ式服(白いシャツ+黒のズボンかスカート)で大丈夫です。
沖縄で通夜の香典の金額は?
通夜での香典の金額ですが、これは近い身内かどうかでも決まります。
知人友人の場合は千円~三千円。
私たちの場合は三千円の方が多かったです。
調べてみたところ、
祖父母、兄弟がなくなった場合は
五千円~一万円
おじ、おば、おい、めいの場合は
三千円~一万円
が相場のようです。
沖縄では49日までナンカスーコーがあるので、その際にも香典として大体三千円~五千円ぐらいあるので、ここは周りの方と相談して決められてもいいと思います。
気持ちの問題ですし、遺族側としては来てくれただけで嬉しいので。
友達の家は親戚間でこういう時はいくら包むと前もって決めてあるそうです。
それだと楽ですね。
まとめ
病院で亡くなってから、一旦自宅に連れて帰って、仮通夜をして、会場を借りて通夜をして告別式となりました。
亡くなってから24時間以上たたないと火葬ができないことと、友引とかいろいろあったのでこの流れになりました。
家で仮通夜や通夜をせずに、病院から直で会場へ行き通夜というパターンも最近は多いようです。
うちは一度は自宅に連れて帰りたいとの思いがあったので一晩自宅で過ごしました。
決めることもいろいろあって大変でした。
沖縄は子だくさんの家が多いから、遺族側も配偶者やその子供たちで役割分担することができれば人出は足りるかもしれませんが、人数が多いと意見をまとめるのも難しくなるんだろうなぁと思いました。
うちは生前から家族でどうするか、どうしてほしいのかを大筋で決めていたので、そこはまだよかったです。
親戚の中には昔からの風習やこだわりのある人がいれば、こちらに「ああしなさい、こうしなさい」と言う人もいるでしょうから。
それを「アドバイス」として受け止められる余裕があればいいんですけどね。
地域によって通夜や香典などに違いがあるかと思います。
身近な人に聞くのが一番確実だと思います。
私の経験が参考になれば嬉しく思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。